史上最年少で100Sを挙げた山口俊が先発転向後絶好調!ホームランも!?6月月間MVP!!
史上最年少で100Sを挙げた山口俊が先発転向後絶好調!ホームランも!?
山口俊ってどんな選手?
柳ヶ浦高等学校からドラフト1位で指名され、2010年、2011年と連続で30Sをマークした若きハマの守護神でした。
ストレートは最速157km/hをマークする速球派ですが、制球力に難があり、四球から自滅するパターンも多く見受けられます。
なぜ先発に転向することになったの?
2012年までは絶対的な守護神として君臨していました。
しかし、2013年からは課題の制球力がさらに悪化し、防御率は5.40。
今シーズンも中継ぎではことごとく打ち込まれました。
守護神というポジションもあり、ゲームを壊してしまった時のファンからの罵声は相当なもので、「円形脱毛症」を発症するほど追い込まれてしまいました。
そのためか、マウンド上では依然見られた威圧感は影をひそめ、なにかおびえるような姿でボールを投げ込んでいました。
そして、2軍降格が告げられました。
しかし、1軍の先発投手陣は頼みの「三浦・藤井・尚成」のベテラントリオもなかなか戦力になれず、勝てる先発投手を欲していました。
そこで、チームトップクラスの球威を持つ山口俊に先発転向を宣告したのです。
どうして先発になったら覚醒したの!?
もともと実力がある山口ですが、打ち込まれることが続き、自信を失っていました。
山口自身、マウンドに上がった時に「また打たれるのでは?」という不安が頭をよぎってしまっていたのかもしれません。
しかし、先発投手は長いイニングを投げなければいけない反面、1点2点取られても大丈夫なのです。
絶対フォアボールを出してはいけない
絶対に打たれてはいけない
というような意識が薄くなったのかもしれません。
なので、いい意味で開き直って投げ込むことができているのでしょう。
この先の山口の課題は?
先発に転向した2試合については、何も言うことはありません。
カーブの比率が上がったことを筆頭に、ピッチングスタイルがやや変わったので、打者が対応できていない部分もあります。
研究されたときにどう切り抜けるか。
打ち込まれた試合の次の試合で気持ちを切り替えられるか。
この2つが大きな課題だと考えています。
ベイスターズのローテーションを守ってくれるよう期待しています!
先日ホームランを放ったバッティングにも注目です!
6月月間MVPおめでとうございます!
がんばれ山口俊!